講演情報
[3-56]水田におけるCO2およびCH4ガス放出量と土壌水分量および地温変動との関係
*山中 志音1、吉岡 尚寛2、土井 俊弘3、佐藤 直人1、登尾 浩助1 (1. 明治大学農学部、2. 香川大学大学院農学研究科、3. 明治大学研究・知財戦略機構)
キーワード:
水田灌漑、土壌構造、水分移動
日本におけるメタン排出源として稲作水田が挙げられる。本研究では中干し期間中の土壌水分量および地温の変動が水田からの温室効果ガス排出に与える影響を検討した。土壌水分量が低く地温が上昇した区では、中干し期間中のメタン排出の抑制は見られず、再湛水により地温が低下した後にメタン排出が抑制される傾向が示唆された。土壌水分量が高く地温上昇が緩やかな区では、中干し期間中のメタン排出が湛水期間中と比べて低減した。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン