講演情報
[4-21]コンクリート製農業用開水路に生成する白色析出物の析出割合と気泡量の関係
*甲斐 千裕1、兵頭 正浩2、緒方 英彦3 (1. 鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科国際乾燥地科学専攻、2. 鳥取大学農学部生命環境農学科、3. 鳥取大学大学院連合農学研究科)
キーワード:
白色析出物、開水路、気泡量
本研究では、中性化および乾湿繰返しに影響するコンクリート内部の気泡量に着目し、福島県、岐阜県、大分県の現場打ちコンクリート製農業用開水路のコアを対象に白色析出物の析出割合を評価した。結果、全気泡の約30~40%に析出し、気泡面積が大きいほど析出割合も高かった。また、表面側と背面側で析出が多く、中心部では少なかった。これは、コンクリート表面部と中心部でCO₂や水分の供給状況が異なるためと推察される。
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