講演情報
[4-22]ロックフィルダムのリップラップの相対的劣化状況診断
*藤枝 花奈子1、鈴木 麻里子1、井上 一哉1 (1. 神戸大学大学院農学研究科)
キーワード:
リップラップ、機能診断、打音調査、劣化状況診断
ロックフィルダムの堤体法面に施工されるリップラップは,目視や叩きにて機能診断が行われており,客観的に評価する具体的な調査方法は確立されていない.本研究では,打音調査によるリップラップの劣化診断手法を提案し,強度測定結果と統合して,リップラップの相対的劣化状況を可視化した.減衰率の高さと重心周波数の低さは岩石の劣化指標として有効であり,リップラップの相対的な劣化範囲を診断できることが確認された.
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