講演情報

[5-18]秋田県雄物川流域のネオニコチノイド系農薬濃度と流達負荷量について

*近藤 正1、近藤 尚子2、Luo Wenkun3、Thinn Thiri Aung3、佐藤 登志子3、山室 真澄3 (1. 秋田県立大学生物資源科学部、2. 秋田県立大学大学院生物資源科学研究科、3. 東京大学大学院新領域創成科学研究科)

キーワード:

ネオニコチノイド系農薬、濃度、流達負荷量、水田流域河川

流域市民の水道水源でもあり、大規模な水田稲作地帯を流域に持つ秋田県の一級河川、雄物川流域において、斑点米カメムシ防除目的の殺虫剤として毎年大量に使われるネオニコチノイド系農薬の表流水中や地下水中の濃度を測定した。その結果、EUの水道水基準値を遥かに超える場合も含む無視できない濃度で含まれていることが判明した。さらに、流域内出荷量と比較しても無視できない流達負荷量が生じていることが推定された。

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