講演情報

[6-16]混合スラグ材を遮水性材料として用いたため池堤体内の挙動及び応力状態に関する一考察

*青木 拓磨1、藤岡 寿美子1 (1. 内外エンジニアリング株式会社)

キーワード:

土の静力学的性質、土構造物の解析、数値解析

近年、ため池改修時に必要な刃金土が全国的に不足している。本報では、製鋼スラグと高炉水砕スラグの混合材料(混合スラグ材)の刃金土の代替材料としての適用性を検討すべく、ため池堤体を対象とした弾塑性FEMによる全応力解析を実施した。その結果、混合スラグ材で構築された傾斜遮水性ゾーンは築堤後、上に凸な形状に変形すること、変形に伴い遮水性ゾーンの上流側で引張応力、下流側で圧縮応力が発生することが確認された。

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