講演情報
[3-43(P)]ナノ粒子と吸着性ポリマーの水系混合懸濁液におけるゲルの緩和ダイナミクス
*佐藤 駿介1、赤田 圭史2、石橋 諒一1、杉本 卓也3、小林 幹佳3 (1. 筑波大学理工情報生命学術院、2. 高輝度光科学研究センター、3. 筑波大学生命環境系)
キーワード:
コロイド・粘土、レオロジー
シリカナノ粒子と吸着性高分子poly(ethylene oxide)の混合懸濁液は,流れの有無に応じたゾル-ゲル転移を示す.本研究では,ゲルの緩和過程における貯蔵弾性率と,凝集構造に由来するX線散乱強度の時間変化を測定した.その結果,凝集構造が発達し高弾性を示すとともに,緩和時間の長い安定なゲルが形成される組成条件を明らかにした.この結果は,緩和過程の目視観察からの解釈を裏付けるものである.
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