講演情報
[3-44(P)]黒雲母粒子の選択配向による放射性セシウム移行の評価
*橋井 一樹1、登尾 浩助2、藤田 優樹3 (1. 京都府立大学生命環境科学研究科、2. 明治大学農学部、3. 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル)
キーワード:
溶質移動、雲母鉱物、土粒子
¹³⁷Csの土中輸送において、雲母鉱物のもつ高選択性サイト(FES)が主要な律速であることが知られているが、その分配係数(Kd)は手法や土壌試料によって顕著な差が生じる。
本研究では、FESが集中する粒子端面を配向させてカラム試験を行い、Kdを求め、無配向条件およびバッチ試験と比較した。Kdは無配向条件、バッチ試験、配向条件の順で増加し、FESへの接触確率の上昇がKdを左右する可能性が示唆された。
本研究では、FESが集中する粒子端面を配向させてカラム試験を行い、Kdを求め、無配向条件およびバッチ試験と比較した。Kdは無配向条件、バッチ試験、配向条件の順で増加し、FESへの接触確率の上昇がKdを左右する可能性が示唆された。
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