講演情報
[3-46(P)]岩石風化促進法による炭素固定量推定の為の3つの手法の比較定
*山﨑 琢平1、斎藤 泰地2、西村 拓1 (1. 東京大学大学院農学生命科学研究科、2. 東京大学農学部)
キーワード:
岩石促進風化、炭素固定、カラム実験
岩石風化促進法における炭素固定量を推定するためのカラム通水試験を行い,陽イオン・重炭酸イオン・鉱物減少量の3つの観点から固定量を評価した.カラムから溶出した重炭酸イオンは大気平衡で溶け込む量より多く,鉱物風化により無機炭素の溶脱が促進されたが,流出陰イオン全体に占める割合は低かった.鉱物減少量は溶脱した陽イオンからの推定値よりも多く,溶解した陽イオンの多くが土壌に吸着したと考えられる.
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