講演情報

[10-44(P)]自動水管理を用いた夜間灌漑による水稲の冷水害抑制効果

*西田 和弘1、白石 和也1、塚口 直史2、吉田 修一郎1、平井 一禎3、砂長谷 侑児3 (1. 東京大学大学院農学生命科学研究科、2. 石川県立大学生物資源環境学部 、3. 株式会社ほくつう)

キーワード:

自動水管理、冷水害、夜間灌漑

低温の用水の流入に伴う水稲の収量低下(冷水害)対策として,自動水管理装置を用いた夜間灌漑を実施し,これによる水田の水温上昇効果および米の収量・品質への影響を調べた.その結果,自動・遠隔水管理の機能を用いることで,短時間・高強度の夜間灌漑が実施でき,水稲の生育初期の平均水温を上昇(水口付近で最大約4℃)させることができた.これにより,生育初期の草丈が増加し,未熟粒の発生が抑制された.

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