講演情報

[S-9]貯留関数法を用いた福島県飯舘村松塚土壌博物館の水没メカニズムの解明

*落合 康1、溝口 勝1 (1. 東京大学大学院農学生命科学研究科)

キーワード:

農村復興、⽔収⽀・⽔循環

福島県飯舘村の松塚土壌博物館には、原発事故以降の除染作業に伴う客土の土層を観察できる穴を保存している。しかし、この穴は大雨が降ると暗渠が十分な排水効果を発揮せず、水没してしまう。そこで、「大雨時に暗渠から水が逆流しているのではないか」という仮説を立て、貯留関数法を用いて穴の水没メカニズムと暗渠の排水効果の解明を目指した。その過程で、単純な逆流以外に考えられる要因にも注目した。

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