講演情報
[S-11]表層地盤冷却におけるヒートパイプ最適形状の検討
*有村 穂高1、鈴木 拓実1、小島 悠揮2、百瀬 年彦3、神谷 浩二2 (1. 岐阜大学大学院自然科学技術研究科、2. 岐阜大学工学部、3. 石川県立大学生物資源環境学部)
キーワード:
ヒートパイプ形状、表層土壌冷却、冷却範囲、ウィック
気候変動による将来的な土壌温度上昇の対策としてヒートパイプ(HP)による土壌冷却に注目した.冷却効果が高く,範囲が広いHPの最適形状を数値解析と室内試験で評価した.数値解析によりL字型のHPが最も冷却範囲が大きく,かつ十分な冷却効果を併せ持つことが示された.このことは室内試験の結果からも支持された.L字型のHPが最適であることが分かったので,今後は熱輸送効率向上に向けてHPの内部構造を改善する.
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