講演情報
[S-19]CO2の固定化に基づいた土の安定化処理-酸性土における固定化の検討-
*岩本 裕紀1、中野 晶子2、金山 素平2 (1. 九州大学大学院生物資源環境科学府、2. 九州大学大学院農学研究院)
キーワード:
廃棄カキ殻、CO2、安定化処理、一軸圧縮強度、炭酸カルシウム、玄武岩風化土
産業廃棄物であるカキ殻からカキ殻生石灰を生成し、土に混合、CO2と反応させることでCaCO3を土粒子間に析出させる。この固定化に基づいた安定化処理技術が玄武岩風化土であり酸性土のおんじゃくに対してどのように作用するかバッチ試験とカラム試験により検討した。その結果、安定化処理技術が適用できることが分かった。しかし、粒径の差異が強度のばらつきに影響し、また、酸性土故の不十分な固化作用が明らかとなった。
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