セッション詳細

[2a705-07]学校保健体育研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/共生社会の実現に向けた学校保健体育の具体像を考える

2024年8月30日(金) 10:10 〜 12:10
AB01教室(A棟 地下1階 AB01教室)
コーディネーター:吉永 武史(早稲田大学)、綿引 清勝(東海大学)
多様性が求められる今日において、共生社会の実現が喫緊の課題となっている。そのため、体育科・保健体育科では、体力や技能の程度、性別や障がいの有無等にかかわらず、運動やスポーツの多様な楽しみ方を共有することができるよう、共生の視点を重視して改善を図ることが現行の学習指導要領解説(保健体育編)において示されている。また、障害者差別解消法の改正により、2024年4月からは国や地方公共団体と同様、私立学校・大学や企業においても、障がいのある人々への合理的配慮を提供することが義務化されることになっている。そのような意味では、児童や生徒、学生らがノーマライゼーションやインクルーシブを学び、それらを実践していくための学校保健体育の在り方が求められているといえる。
 本シンポジウムでは、共生社会の「共生」の対象を障がい者のみならず、ジェンダーや外国人等と広範に捉え、異文化理解を含め、「共生」についてより深く議論することを目的とする。アダプテッド・スポーツの推進,外国につながる子どもたちの理解,ジェンダーへの配慮の各視点で本シンポジウムのテーマに迫る情報をご提供いただいた上で,参加者の皆様と議論を深めていきたい。

[学校保健体育-SA-1]学校体育における合理的配慮を考える

*内田 匡輔1 (1. 東海大学)
コメント()

[学校保健体育-SA-2]「外国につながる子どもたち」のよりよい理解のために国際社会学の視点から

*小ヶ谷 千穂1 (1. フェリス女学院大学)
コメント()

[学校保健体育-SA-3]ジェンダーに関する課題の解決を目指した学校保健体育での取組

*久保 元芳1 (1. 宇都宮大学)
コメント()