講演情報
[SY5-3]薬学部実務実習生へのプレコンセプションケア教育モデル―女性の健康支援 地域の生活者へ薬剤師が伝えることー
中村 由喜(TAYA研究会/あおぞら薬局富士見店)

〇略歴:
山梨県立甲府第一高等学校卒業 共立薬科大学薬学部薬学科卒業
(株)山梨薬剤センター、山梨厚生病院 (株)ミドリ十字甲府営業所
医療法人恵信会恵信甲府病院 あおぞら薬局富士見店管理薬剤師
受賞歴 2011年度日本慢性期医療学会札幌 優秀演題表彰
2022年度慶應義塾大学薬学部KP会 星野尚美記念奨励賞受賞
山梨県立甲府第一高等学校卒業 共立薬科大学薬学部薬学科卒業
(株)山梨薬剤センター、山梨厚生病院 (株)ミドリ十字甲府営業所
医療法人恵信会恵信甲府病院 あおぞら薬局富士見店管理薬剤師
受賞歴 2011年度日本慢性期医療学会札幌 優秀演題表彰
2022年度慶應義塾大学薬学部KP会 星野尚美記念奨励賞受賞
〇本文:
現在、女性の健康支援の体制つくりにおいて薬局薬剤師の活用が検討され、薬剤師の職能・職責が社会から期待されています。その中で薬学部実務実習生はプレコンセプションケア当事者世代であるが、その言葉や内容などは聞いたことがないと話し、また高校までに性教育を受けていないケースも多いと考えます。将来、健康支援者である薬剤師として活躍し、自身のキャリアを考える上でSRHR、プレコンセプションケア、女性の生涯を通じた健康支援などの知識・実践は重要だと考えます。
今回のシンポジウムでは、薬学教育改訂コアカリキュラムにある女性の健康支援につながるSBOsを基盤に、薬局実務実習11週間を通して「女性の健康支援」を取り入れ、「地域の生活者へ薬剤師が伝えること」として教育モデルを検討し実務実習で取り組み報告いたします。
【改訂コアカリキュラム】
F4-1地域住民の疾病予防・健康維持・増進の推進、介護・福祉への貢献
学修目標 1)地域住民が自らの健康生活を維持するための健康の相談窓口として、有益な知識・情報を積極的に提供し、適切なアドバイスを気軽に受けられる環境を整備して、地域住民の健康維持・管理を支援する
学修事項(5)地域住民個々の健康維持・増進に寄与する活動(禁煙指導、口腔ケア、生活習慣病予防、プレコンセプションケア等)への参画
【2024年度、2025年度薬局実務実習】
① 実習開始時の知識の確認 内分泌・生理周期、プレコン・SRHR、緊急避妊薬など
② 女性の健康支援についての施策を調べる
③ 女性のライフコースでの課題、疾患について調べる
④ 高校生向け性教育資料をもとにライフスキル教育を理解する
⑤ サリドマイド薬害被害WEB研修に参加、計画分娩・生殖医療での副作用問題を調べる
⑥ 薬局内の掲示物を作成し、薬局利用者の相談対応を実践する など
上記について、各45分、WEBで調べて、指導薬剤師と対話し記録に残します。女性の健康課題を知り、地域活動での薬剤師の役割を最後にレポートします。学生は地域での幅広い薬剤師活動から「女性の健康支援」という視点をもち、活躍すると考えます。
現在、女性の健康支援の体制つくりにおいて薬局薬剤師の活用が検討され、薬剤師の職能・職責が社会から期待されています。その中で薬学部実務実習生はプレコンセプションケア当事者世代であるが、その言葉や内容などは聞いたことがないと話し、また高校までに性教育を受けていないケースも多いと考えます。将来、健康支援者である薬剤師として活躍し、自身のキャリアを考える上でSRHR、プレコンセプションケア、女性の生涯を通じた健康支援などの知識・実践は重要だと考えます。
今回のシンポジウムでは、薬学教育改訂コアカリキュラムにある女性の健康支援につながるSBOsを基盤に、薬局実務実習11週間を通して「女性の健康支援」を取り入れ、「地域の生活者へ薬剤師が伝えること」として教育モデルを検討し実務実習で取り組み報告いたします。
【改訂コアカリキュラム】
F4-1地域住民の疾病予防・健康維持・増進の推進、介護・福祉への貢献
学修目標 1)地域住民が自らの健康生活を維持するための健康の相談窓口として、有益な知識・情報を積極的に提供し、適切なアドバイスを気軽に受けられる環境を整備して、地域住民の健康維持・管理を支援する
学修事項(5)地域住民個々の健康維持・増進に寄与する活動(禁煙指導、口腔ケア、生活習慣病予防、プレコンセプションケア等)への参画
【2024年度、2025年度薬局実務実習】
① 実習開始時の知識の確認 内分泌・生理周期、プレコン・SRHR、緊急避妊薬など
② 女性の健康支援についての施策を調べる
③ 女性のライフコースでの課題、疾患について調べる
④ 高校生向け性教育資料をもとにライフスキル教育を理解する
⑤ サリドマイド薬害被害WEB研修に参加、計画分娩・生殖医療での副作用問題を調べる
⑥ 薬局内の掲示物を作成し、薬局利用者の相談対応を実践する など
上記について、各45分、WEBで調べて、指導薬剤師と対話し記録に残します。女性の健康課題を知り、地域活動での薬剤師の役割を最後にレポートします。学生は地域での幅広い薬剤師活動から「女性の健康支援」という視点をもち、活躍すると考えます。