日本薬学会第145年会(福岡)

組織委員長挨拶

 組織委員長:大嶋 孝志(九州大学大学院薬学研究院)

 日本薬学会第145年会を、2025年3月26日(水)から29日(土)までの4日間、福岡国際会議場とマリンメッセ福岡を会場として開催します。

 薬学は、単一の分野や専門知識だけではなく、物理系、化学系、生物系、医療系、臨床系などの多様な学問の力を必要とする総合科学です。それに加え、昨今の薬学研究における様々な課題を克服していくためには、従来の垣根を超えたさらなる異分野連携が極めて重要となっています。

 そこで第145年会では、年会という場が異なる部会、学会、国、業種(薬学研究者、薬剤師)、研究手法(実験科学、情報科学)、世代などの様々な垣根を超え、お互いの情報を交換し、お互いをよく理解し、お互いの繋がりを強く・深くする場となることを願い、「薬学エコシステムの推進:異分野連携で拓く未来のイノベーション」をテーマに設定しました。

 そのため、本年会は完全対面での開催とし、薬学研究に携わる研究者、医療人、教育者、そして学生の皆様が会場に集い、ボーダレスに繋がっていける機会となることを期しています。

 福岡国際会議場とマリンメッセ福岡は福岡港のベイサイドに位置し、福岡市の中心地から徒歩15分程度でアクセスできます。また、口頭発表、ポスター発表、機器展示の会場が一つのコンベンションゾーン内に位置しており、会場間の移動も至極便利です。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。