講演情報

[B4-03]患者の心理的負担を軽減するための院内装飾のデザイン研究九州大学病院小児外科をケースとして

*中島 大翔1、鳥巣 克行1、秋田 直繁2、松隈 浩之2、富松 俊太2、平井 康之2、工藤 孔梨子3、永田 公二4、宮田 潤子4、田尻 達郎4 (1. 九州大学大学院 芸術工学府、2. 九州大学大学院 芸術工学研究院、3. 九州大学病院 国際医療部、4. 九州大学大学院 医学研究院 小児外科学分野)

キーワード:

Healthcare Design、Interior Design、Participatory Design

この研究は、小児患者が入院生活をより楽しく過ごすためのインテリアデザインを探求するものである。2024年4月から2025年1月まで、九州大学病院×デザインプロジェクトの一環として実施され、デザイン思考を用い、現場観察とプロトタイピングを繰り返しながら、子どもの視点に立った環境改善を目指した。現場観察では、プレイルームや中庭が「無機質で圧迫感があること」「 子ども目線に立った装飾が不足していること」が明らかになった。分析を通して、「美的表現」「自然を感じられる要素」「患児が参加できる要素」 を軸としたデザインフレームワークを構築し、室内装飾と中庭装飾の2つのプロトタイピングを実施した。特に、風を感じることができるモビールや、子どもたちが参加して作ることができる装飾品を通して、医療環境の心理的負担を軽減するデザインを提案した。