講演情報

[B4-04]小児患者の入院生活を前向きに変容させるデザインの提案「怖い・わからない」気持ちに寄り添うプレパレーション用キャラクターコンテンツの開発と評価

*添田 翔馬1、宮里 華奈1、秋田 直繫2、松隈 浩之2、富松 俊太2、平井 康之2、工藤 孔梨子3、永田 公二4、宮田 潤子4、田尻 達郎4 (1. 九州大学 大学院芸術工学府、2. 九州大学 大学院芸術工学研究院、3. 九州大学病院国際医療部、4. 九州大学大学院医学研究院小児外科学分野)

キーワード:

Preparation、Pediatric Patient、Interaction Design

本研究では、小児患者の入院生活を前向きに変容させる新たなプレパレーションの形として、医療器具をモチーフとしたキャラクターコンテンツ「ホスピタン」を活用した準備支援ツールを提案した。本ツールは、フィールドワークとデザイン思考を通じて小児患者が抱える「わからなさ・怖さ」に寄り添うコンセプトを設計し、カードとゲームによるプロトタイプの開発へと結実したものである。さらに、九州大学病院小児外科の医療従事者を対象に実施した有用性評価においては、効果性や新規性の観点から高い評価を得た。以上の結果は、小児患者の入院体験に対する不安を軽減し、前向きな意識変容を支援する対話的なプレパレーションの有効性を示唆している。