講演情報

[C1-07]「ぼーっと」できる心地よいプロダクトの設計に向けて反転フラップ式機構の音の心地よさの特性を主題に

*佐倉 寧音1、安井 重哉2、伊藤 精英2 (1. 公立はこだて未来大学大学院 メディアデザイン領域、2. 公立はこだて未来大学)

キーワード:

Sound-design、Impression of sound、Flip-flap

現代社会では効率や生産性が重視され、「ぼーっと」する時間を確保することが難しくなっている。本研究では、リラックスを誘発する音の特性に着目し、特に反転フラップ式機構の「パタパタ音」を対象に調査を行った。まず、YouTubeを活用して約50種類の環境音や人工音を収集し、KJ法により心地よい音の共通点を整理した。その結果、「断続的な接触音の連続」が特徴の一つであることが判明した。次に、Audacityを用いた周波数分析を実施し、パタパタ音は約10Hzの周期性を持ち、1kHzから8kHzの帯域が強調される特性を確認した。さらに、他の快音と比較し、音の構造や周期性の違いを分析した。今後は、主観的評価実験を行い、「ぼーっと」状態の誘発効果を検証し、音の特性を調整しながら最適な音響環境を探る。最終的には、リラックスを促すプロダクトの開発を目指す。