講演情報

[C3-05]謎の振れ幅仕掛けと展開からみた体験型脱出ゲームの構造

*関 博紀1、田口 浩志1、山口 祥太1、高橋 悠奈1 (1. 東京都市大学 メディア情報学部)

キーワード:

Real-life escape games、Structural analysis、Immersion

本研究は、体験型脱出ゲームの魅力を確かめる目的で、実際に開催された6公演の構造分析を行った。その結果、すべての公演が行きつ戻りつするような展開を含んでいることがわかった。また、公演全体をみると、序盤は単一の仕掛け内で展開するシンプルなものであるのに対して、中盤から終盤にかけては、異なる仕掛けに眼を向ける必要があったり、過去に取り組んだ仕掛けに再び戻る必要があるなど、謎を解く際の振れ幅が徐々に大きくダイナミックになる様子が確認された。こうした謎の振れ幅は、制作現場で語られている“物語”や“没入”感に関係していると考えられる。