講演情報
[C5-01]地域における学生インターンシップの受け入れ方に関する考察北海道森町での12日間のフィールドワークを通して得られた成果と課題
*歌住 琴1、原田 泰2 (1. 森町役場、2. 株式会社デザインコンパス)
キーワード:
地域デザイン、フィールドワーク、インターンシップ
本研究は、北海道教育大学函館校の学生が、北海道森町で体験した12日間の実習記録を元に、活動プロセスの可視化を試み、地域での学生の受け入れ方について考察したものである。学生の活動記録を分析した結果、課題遂行以外の時間を共有することや、地域住民との対話を通じて未来を構想することが、学生の地域体験に対する意識変容に大きく貢献することが明らかになった。具体的な事例として、学生が主体的に行ったバーベキューでの経験が、その後のチーム意識向上に繋がったことや、地域住民との交流が学生の提言に影響を与えたことなどが挙げられた。また、課題として、学生が過去の自己との比較を通して本質的に成長できるような関わり方について検証する重要性と、町民と学生が共創できるような設計の必要性が示された。これらの事例から、地域でのインターンシップにおいては、テーマを与えながらも、チーム意識が生まれる仕掛けと、地域の住民と対話して未来を描く機会、また、過去の自分自身を理解し変化を味わう設計が必要であることが示唆された。
