講演情報
[PB-71]ポスターデザインに含まれる余白領域の抽出―広告デザインを対象として―
*大杖 裕喜1、山田 博之2 (1. 筑波大学大学院、2. 筑波大学)
キーワード:
余白、ポスターデザイン、広告デザイン
本研究は、広告ポスターにおける余白領域の抽出と評価を目的とし、従来の経験則に依存した余白設計の課題に対して、客観的な評価手法の可能性を探るものである。ユーザが直感的に認識する余白領域を選択できるWebツールを開発し、21名の被験者を対象に実験を実施した。各ポスターの余白感評価(余白に対する主観的な評価)と抽出された余白領域の面積比率との間で、統計的に有意な正の相関(r=0.746, p<0.001)が認められた。これにより、余白分析を通じたデザイン全体のバランス評価が可能であることが示唆された。今後は、より多様な事例やツールの操作環境の影響も考慮した検証が求められる。
