セッション詳細
[key]
デザイン科学研究部会&タイムアクシスデザイン研究部会
キーノート講演
「自我のすゝめ
〜デザインのブルシットジョブ化から量子AI化まで」
2025年6月28日(土) 14:20 〜 15:20
口頭9会場(階段教室)
松岡 由幸(慶應義塾大学 理工学部 名誉教授)
デザインは,元来,形而上と形而下をつなぐ,そこが面白いと,私は考えています.そのため,例えば,資本主義下において小奇麗なものを仕方なくデザインする「ブルシット・ジョブ」など,形而上を見失ったデザインについては,もうAIに任せちゃいましょう.そしてその代わり,デザイン哲学を再生させる.「自我」のもとに芸術性を高める.そんなデザインを目指しませんか? ならば,そのために,デザイン学会はこれから何をすればいいんでしょう.そんな話を皆さんと一緒に考えていきたいと思います.