セッション詳細

[JS02]香粧品学と薬学のクロストーク ~サイエンスに裏付けられた香粧品の世界~(日本薬学会,日本香粧品学会 共催)

2025年3月27日(木) 16:45 〜 18:15
第3会場 (福岡国際会議場 502+503 [5F])
オーガナイザー:佐藤 隆 (東京薬大薬)、徳留 嘉寛 (佐賀大院理工)
私たちが普段、何気なく使っている化粧品は、消費者にベネフィットをもたらしリスクを最小にするために、有効性、安全性、品質に関して医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)の基準を満たす必要があります。その保証や消費者への価値伝達のために様々な分野のサイエンスに基づいた香粧品研究が行われますが、そこには薬学研究と共通する内容が多くあります。
本シンポジウムは日本香粧品学会とのジョイント企画として、化粧品が塗布される肌の最表面を構成する角層に焦点を当て、薬機法上の化粧品の位置づけと角層研究の重要性を紹介します。またバリア機能が高く形状・質感が整った “良い角層”に必要な角層組成や構造に関する知見をマクロレベルからミクロレベルまで学んでいきます。最後に、皮膚内の効かせたいところに成分を届ける技術について、角層へのデリバリーを中心とした技術を紹介します。

オーガナイザー挨拶:佐藤 隆(東京薬大薬)

[JS02-1]香粧品開発と薬学の関わりを知る

○沖山 康子1 (1. 日本ロレアル)

[JS02-2]皮膚の水分制御機構を知る

○竹馬 真理子1 (1. 慶應大医)

[JS02-3]経皮吸収・DDSを知る

○徳留 嘉寛1 (1. 佐賀大院理工)

クロージング:佐藤 隆(東京薬大薬)