セッション詳細
[S07]生物系薬学部会・ 微生物シンポジウム ダイバーシティー微生物学研究のシーズの創成と戦略
2025年3月27日(木) 13:15 〜 14:45
第7会場 (福岡国際会議場 204 [2F])
オーガナイザー:松崎 潤太郎 (慶應大薬)、高屋 明子 (千葉大院薬 / 千葉大真医セ)
微生物学研究が標的とする疾患は、感染症に留まらず、免疫・アレルギー疾患、生活習慣病、がんなど、極めて多様化しつつあります。またその解析手法も、様々なオミックス解析技術の進歩によってビックデータを扱う高い専門性が必要とされ、分野を超えた横断的研究協力の重要性が増しています。本シンポジウムでは、様々なバックグラウンド・スペシャリティを有する研究者がどのように微生物学研究を行っているのか、その最新の知見を幅広く共有し、新たな創薬研究シーズ創生の起点となることを趣意とします。トップランナーとして活躍されている演者の講演を通して、薬学会参加者が、研究へのアプローチの仕方、解析方法や考え方、宿主と細菌間の多様な相互作用等についての理解を深め、新たな創薬標的の可能性を考察する貴重な機会となることを期待しています。
オーガナイザー挨拶:松崎 潤太朗(慶應大薬)
[S07-1]食事-腸内細菌叢軸による、パイエル板濾胞ヘルパーT細胞の分化誘導とIgA応答の増強
○髙橋 大輔1、服部 きさら1、長谷 耕二1 (1. 慶應大薬)
[S07-2]子宮内膜症と関連細菌の病態制御について
○村岡 彩子1、横井 暁1、吉田 康将1、北川 雅美1、三宅 菜月1、曽根原 玲菜1、中村 智子1、大須賀 智子1、梶山 広明1 (1. 名古屋大医)
[S07-3]細菌から放出されて飛んでいく菌体外膜小胞の疾患への関わり
○津川 仁1 (1. 東海大医)
[S07-4]ゲノム編集法を用いた細菌毒素に関与する宿主細胞因子の解析
○山地 俊之1,2、本間 悠太1,2 (1. 順天堂大薬、2. 国立感染研)
[S07-5]薬剤耐性菌感染症に対抗する次世代抗菌薬
○高屋 明子1,2 (1. 千葉大院薬感染制御、2. 千葉大真医セ)