セッション詳細
[JS10]★薬学の力で新たながん医療を切り拓く(第2回) ~エビデンスの創出を目指して~(日本薬学会,日本医療薬学会 共催)
2025年3月29日(土) 8:30 〜 10:00
第16会場 (マリンメッセ福岡B館 会議室1-2 [2F])
オーガナイザー:池田 龍二 (宮崎大病院)、佐野 元彦 (星薬大)、三宅 知宏 (伊勢赤十字病院薬)、藤田 行代志 (群馬がん薬)
2023年7月に発足した日本薬系学会連合は、基礎研究者と臨床研究者の研究交流や知識共有の場として機能し、薬学の英知を結集してがん治療の新たな進化や患者の生活の質向上に向けて重要な役割を果たすことが期待されている。多くのがん患者は薬物療法に伴う様々な副作用や心理的・経済的な問題を抱えている。そのため、がん治療における臨床薬剤師の役割は非常に重要で、患者の生活に影響を及ぼす様々な問題を把握し、薬学的知識で解決するための中心的存在である。臨床上、生じた問題に対して情報の収集、分析、他の医療従事者と協働して最適な薬物療法を提供することで、臨床薬剤師は患者の満足度や生活の質向上に貢献できると考えられる。また、医療の現場ではエビデンス不足による諸問題もあり、臨床薬剤師は新たなエビデンスの構築も求められている。
本シンポジウムは、日本薬学会と日本医療薬学会が共同開催するシンポジウムで、昨年に引き続き2回目となる。がん専門薬剤師やがん指導薬剤師などの専門家が集い、臨床研究や新たなエビデンスの創出について議論する。臨床薬理遺伝学的なアプローチ、抗がん薬の特性を熟知した薬剤師が果たすべき役割、医療ビッグデータを用いたがん医療に関連する新たな研究など幅広い分野の討議が行われ、「新たながん医療を切り拓く」契機となるシンポジウムになることを期待する。
本シンポジウムは、日本薬学会と日本医療薬学会が共同開催するシンポジウムで、昨年に引き続き2回目となる。がん専門薬剤師やがん指導薬剤師などの専門家が集い、臨床研究や新たなエビデンスの創出について議論する。臨床薬理遺伝学的なアプローチ、抗がん薬の特性を熟知した薬剤師が果たすべき役割、医療ビッグデータを用いたがん医療に関連する新たな研究など幅広い分野の討議が行われ、「新たながん医療を切り拓く」契機となるシンポジウムになることを期待する。
オーガナイザー挨拶:池田 龍二(宮崎大病院薬)
[JS10-1]がん薬物療法における臨床薬剤業務のアウトカム
○池末 裕明1 (1. 名古屋大病院薬)
[JS10-2]データサイエンスを駆使した抗がん剤誘発副作用の予防法の開発
○座間味 義人1 (1. 岡山大病院薬)
[JS10-3]がん分子標的薬の個別化投与設計の開発
○野田 哲史1 (1. 立命館大薬)
[JS10-4]今後の臨床薬学研究の展望と課題
○寺田 智祐1 (1. 京大病院薬)