セッション詳細
[S50]★医療DX時代を生き抜くAI・データサイエンスの活用と薬学教育
2025年3月29日(土) 15:15 〜 16:45
第16会場 (マリンメッセ福岡B館 会議室1-2 [2F])
オーガナイザー:舘 知也 (名市大院薬)、野口 義紘 (岐阜薬大)
本邦では、Society 5.0の実現に向けて、AIおよびデータサイエンスを活用とした教育改革が行われている。医療の分野においても、国民の健康増進や切れ目のない質の高い医療の提供に向け、デジタルフォーメーション(DX)化に対応できる薬剤師、薬学研究者の育成や医薬品の創製、開発、評価、適正使用を目的として、幅広くAIおよびデータサイエンスの活用が求められている。しかし、諸外国と比較して、本邦ではデータサイエンティストに必要な知識やスキルを体系的に学べる教育機関が少なく、ヘルスケア領域の研究を社会実装につなぐデータサイエンティストの育成も業界のニーズに十分に対応できているとは言い難い。このような背景から、医療DX時代を先導するデータサイエンティスト育成は喫緊の課題といえる。そこで、本シンポジウムでは、メディカルAIの活用およびヘルスケア・データサイエンス教育・研究を行っている研究者から現在の取り組みについてお話しいただく。
オーガナイザー挨拶:舘 知也(名市大院薬)、野口 義紘(岐阜薬大)
[S50-1]薬学におけるAIおよびデータサイエンス教育の現状と展望
○土井 信幸1 (1. 高崎健康福祉大薬)
[S50-2]大規模言語モデルの活用による薬学データサイエンス教育の新展開 ~大規模副作用データベース解析を例として~
○植沢 芳広1 (1. 明治薬大)
[S50-3]モバイルヘルス研究とオンラインでのDx社会人博士課程教育
○児玉 耕太1,2,3 (1. 星薬大、2. 北海道大学薬学研究院創薬科学研究教育セ、3. 立命館大学OIC総合研究機構)
[S50-4]個別症例安全性報告データベースを活用した研究事例とその限界
○野口 義紘1 (1. 岐阜薬大)