セッション詳細
[S52]★薬局薬剤師が薬物治療の砦になろう
2025年3月29日(土) 15:15 〜 16:45
第18会場 (マリンメッセ福岡B館 会議室2-2 [2F])
オーガナイザー:高木 淳一 (福岡市薬剤師会)、小林 大介 (九大院薬)
本格的な医薬分業が始まり50年をむかえ、院外処方箋発行率も約80%を超え、薬局での受け取り処方箋も8億5千万枚を超えている。さらに、近年治療の進歩により多岐にわたる院外処方箋に薬局薬剤師も対応している状況がある。また、薬局薬剤師は、ジェネラリストとして多くの疾患の薬物療法に対応していくためには、多岐にわたる研鑽も必要になっている。そこで、福岡市薬剤師会支部では九州大学薬学部・病院薬剤部と連携した新たな研修プログラムとして、薬物動態学から薬理学までの基礎を学び、薬物療法、病態等を理解することで、効果的で患者個々に合わせた薬の適正使用に貢献し、安心安全な薬物療法に結びつけていくことを目指した卒後研修を策定した。本研修を継続することで、患者や地域住民から必要とされる薬剤師が育成されていくことが期待される。また、連携の継続により、大学教員や病院薬剤師も患者や地域に貢献した役割を担うと考えられる。本シンポジウムでは、系統的かつ継続性のある卒後研修の立案と薬剤師の資質向上へ向けた連携強化について議論する。
開催挨拶・主旨説明:高木 淳一(福岡市薬剤師会)
[S52-1]薬局薬剤師が患者・地域住民から信頼される存在となるために行う研修モデル構築
○永山 雅健1、生熊 真美子1、松崎 由美子1、岸田 義博1、高木 淳一1、小林 大介2、小柳 悟2、吉村 宏1 (1. 福岡市薬剤師会 博多支部)
[S52-2]薬剤師としての進化:保険薬局における臨床業務と知識の深化
○汐待 加織1 (1. 福岡市薬剤師会 東支部)
[S52-3]これからの薬剤師に薬剤師会ができること~地区薬剤師会の立場より~
○小西 秀平1 (1. 福岡市薬剤師会 東支部)
[S52-4]薬剤師の卒後研修における地域の薬剤師会と大学との連携
○小林 大介1 (1. 九大院薬)