セッション一覧(プログラム区分別)

スポンサードセミナー

スポンサードセミナー1
医療リテラシーと地域コミュニティーに関する 産官学民の多角的視点からの共創
【共催 アステラス製薬株式会社】

2025年8月23日(土) 10:00 〜 11:30
第3会場(203教室)
座長:小原 道子(帝京平成大学薬学部)
   石井 大輔(中野区地域支えあい推進部)
本セミナーでは、地域コミュニティーの健康意識の醸成の必要性について、産官学民一体となった中野区における具体的な取り組みを紹介しながら議論する。
帝京平成大学薬学部の部活動である地域連携部は「地域住民のために良いことをする」という理念を持ち、中野区を中心に地域活動を推進している。その一つとして地域の中学校等に「薬育」活動(薬学生が中学校等に赴き、医薬品の適正使用や薬物乱用防止、フレイル予防など地域住民の健康を支えることが出来るような知識の啓発活動)を開始している。また本学学園祭で活動を開始した「健康茶房」は健康茶の利き茶をしながら地域住民と楽しく学び対話する居場所を大学内を中心に提供している。地域連携部から派生した「なかのヘルスケアコミュニティ」は産官学民連携型の多世代による地域支援事業として中野区からの助成を受けて学生が主体的に取り組む地域支援活動であり、民間企業も参画し、活動の持続性の一翼を担っている。地域住民のなめらかなコミュニケーションを推進するための活動と協働の枠組みを共有し、今後もさらなる学びを深めていく予定である。
また、「医療のエコ活動」というコンセプトが、日本の医療および社会保障財政の観点、利他の精神を包摂する市民活動に適しており、街づくりの文脈で地域社会の持続可能な発展に寄与する可能性を共に考えたい。

産官学民の各ステークホルダーの演題:
1.  地域コミュニティーへの薬育教育
- 原田 美那 先生 (帝京平成大学 薬学部薬学科・助手)
2.  薬学生が目指す産官学民の地域活動
- 米倉 知乃 さん (帝京平成大学 薬学部5年生) 
3.  地域活動と多世代連携 ~こころよく われにはたらく仕事あれ・・啄木より~
- 福田 英二 氏 (スギメディカル㈱ 介護ソリューション部)
4.  中野区における地域包括ケアシステムの取組と健幸(ウェルネス)のまちづくりについて - 酒井 直人 氏 (中野区長) 
5.  総合ディスカッション: 誰一人取り残さない持続可能な地域コミュニティーを目指して
    
本セミナーが、薬学教育に関わる皆様の深い理解と関心を促し、全国の地域コミュニティーの持続的な健康意識向上に少しでも寄与することを期待したい。

スポンサードセミナー2
ロート製薬 食事業への挑戦~「Vision R」編~
―もっとロートを知っていただくために―
【共催 ロート製薬株式会社】

2025年8月23日(土) 10:00 〜 11:30
第6会場(406教室)
座長:古畑 公(日本臨床栄養協会 監事)
私たちは創業以来、胃腸薬、目薬、外皮用薬(メンソレータム等)、2000年以降は「Obagi(オバジ)」「肌ラボ」等ビューティー関連商品の幅広い商品開発および販売を行ってまいりました。2013年からはアグリ事業、レストラン等の食ビジネス、最先端の医療である再生医療事業への挑戦をスタートし、様々な角度から健康と美に関する取り組みを行っています。一方で、2022年から臨床栄養領域における「ロートのサポーター・ファンづくり」に注力し、エビデンスの前に「ロート製薬とは?」というパートを発表させていただきましたが、多くの反響がありました。
 今回は2つの社会課題(新型栄養失調に起因する軽度不調/生命寿命と健康寿命のGAP10年の短縮)解決に向けた開発品とエビデンスを紹介させていただきつつ、私たちのパッションを感じ取っていただければ幸いです。

スポンサードセミナー3
地域での医療を担う薬局の将来像
ーこれからの薬学生に向けてー
【共催 株式会社わかば】

2025年8月23日(土) 15:30 〜 17:00
第3会場(203教室)
座長:原 和夫(株式会社 わかば)
 従来の薬局は、主に医師の処方に基づき医薬品を提供する調剤機能を中心に発展してきました。すなわち対面での服薬指導を行い、患者の安全な薬の使用を支援する役割を担ってきました。
 地域医療を担う薬局の将来は、技術革新と社会の変化に大きく影響を受けることは確実です。
デジタル化が進み、オンライン薬局や遠隔診療との連携が一般化することで利便性が向上する一方、従来の対面型サービスの役割は変化するのは確実です。特にAIやロボット技術の導入や調剤の定義が変わることにより、調剤業務の効率化が進み、薬局薬剤師はより専門的な相談業務に注力することが求められます。また、高齢化社会の進展に伴い、在宅医療や地域との連携が今以上に強化され、薬局の役割は「薬を渡す場所」から「健康を支える拠点」へと変化していきます。これらの変化に対応するため、専門知識を活かした調剤業務・健康相談や予防医療の提供を強化し、地域の健康維持に貢献する存在へと変化して、多様なニーズに応える薬局薬剤師の役割は、これからさらに重要になっていきます。
 本シンポジウムでは地域医療における薬局の役割と未来について3名の演者による発表を行います。薬局の進化と地域の健康維持・医療に貢献する薬局の未来像を考察します。薬局が果たす役割の変化を理解し、未来の地域の中での薬局の在り方と将来の薬剤師の為に考える機会となることを期待します。

スポンサードセミナー4
ヘルスビッグデータで広がる薬学部・薬剤師の新しい役割とは?
【共催 DeSCヘルスケア株式会社】

2025年8月23日(土) 15:30 〜 17:00
第5会場(403教室)
座長:鈴木 一史(DeSCヘルスケア株式会社)
薬剤に関連する疫学や安全性等に関する教育研究においては、これまで個々の医療施設から取得した臨床データや公的な副作用報告データベースなどが広く活用されておりますが、現在ではレセプトデータベースをはじめとする健康・医療ビッグデータの研究利用も増加傾向にあります。近年、薬学部のコアカリキュラムにビッグデータの活用が追加される等、厚生労働省および文部科学省から薬学部や薬科大学に対し、データサイエンスの推進およびヘルスビッグデータの活用が提言されたことを受けて、薬学研究者の間で上述のようなビッグデータへの関心が今後さらに高まると予想されます。本シンポジウムでは、教育・研究におけるヘルスビッグデータの利活用を積極的に行っている薬科大学・薬学部の事例をご紹介し、データ利活用分野への理解を深めるとともに、薬学教育・研究における活用を支援し、教育現場および参加者の皆様の今後の教育研究に資することを目的としています。
4 件中 ( 1 - 4 )
  • 1