講演情報

[PA-36]感情プライミング効果を⽤いたフォントの印象評価に関する研究

*寺田 拓摩1、石橋 圭太2、張 益準2 (1. 千葉大学大学院融合理工学府創成工学専攻デザインコース、2. 千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート)

キーワード:

感情プライミング、フォント、反応時間

この研究は、感情プライミング効果を用いて、フォントが読者に与える印象を客観的に検証することを目的とした。従来の主観的なアンケートに基づく研究とは異なり、本研究では反応時間を測定することで、フォントの印象が感情処理にどのような影響を与えるかを明らかにしようとした。 実験では、絵文字、ひらがな単語、顔写真をプライム刺激として使用し、単語または絵文字をプローブ刺激とする3つの課題を実施した。その結果、フォントの種類、感情価(ポジティブ・ネガティブ)、一致・不一致の要因それぞれに主効果が認められたが、交互作用は確認されなかった。このことから、フォントの効果は感情的要因とは独立して作用する可能性があることが示唆された。