セッション詳細

[JS01]モノトリサイエンス アップトゥデイト(日本薬学会,日本生薬学会 共催)

2025年3月27日(木) 15:00 〜 16:30
第3会場 (福岡国際会議場 502+503 [5F])
オーガナイザー:久保田 高明 (岡山大院医歯薬)、荒井 雅吉 (阪大院薬)、森川 敏生 (近畿大薬)
天然物化学の根幹である “モノトリ (MONOTORI)” から見出される天然有機化合物(天然物)は、その化学構造の多様性に起因して、多彩な生物活性を有する。そして、天然物は創薬研究だけではなく、多彩な生物活性を分子レベルで理解しようとするケミカルバイオロジー研究の発展にも貢献し、時として新たな生命現象の発見、さらには新たな研究領域の創成にもつながる。本シンポジウムでは、独創的な手法で“モノトリ (MONOTORI)”を展開し、新規天然物の発見に成功している3名のシンポジストから、それぞれ「ゲノムマイニングを基盤とする天然物研究」、「創薬を指向した植物資源の活用について」、「“モノトリ”を基盤とした天然物創薬ケミカルバイオロジー」と題した演題で新たな天然物を発見する意義とその醍醐味について講演頂き、各専門領域でのモノトリ研究の重要性について活発に議論したい。そして本シンポジウムを通して、アカデミアの若手研究者や将来を担う学生のみならず企業の研究者に、改めて“モノトリ (MONOTORI)”の魅力、重要性と可能性を理解していただき、本研究領域の活性化に繋げるシンポジウムとしたい。

趣旨説明:久保田 高明(岡山大院医歯薬)

[JS01-1]ゲノムマイニングを基盤とする天然物研究

○浅井 禎吾1 (1. 東北大院薬)

[JS01-2]創薬を指向した植物資源の活用について

○渕野 裕之1,2 (1. 新潟薬大薬、2. 医薬健栄研薬植セ)

[JS01-3]“モノトリ”を基盤とした天然物創薬ケミカルバイオロジー

○掛谷 秀昭1 (1. 京大院薬)

まとめ:荒井 雅吉(阪大院薬)