セッション詳細

[S24]コンビネーション製品の最先端技術と今後の展望

2025年3月27日(木) 17:00 〜 18:30
第17会場 (マリンメッセ福岡B館 会議室2-1 [2F])
オーガナイザー:鈴木 亮 (帝京大薬)、山本 栄一 (国立衛研)
薬物治療の最適化を目的に、これまで様々なドラッグデリバリーシステム(DDS)に関する研究が行われてきており、新たなDDS製剤が誕生している。最近では、医薬品と医療機器の融合領域に対する関心が高まってきており、様々な戦略に基づく治療法の研究開発が進められている。特に、外部エネルギーを利用したDDSによる治療法の臨床応用も進んでいる。このような医薬品と医療機器の組合せによるコンビネーション製品は、医療のさらなる高度化に貢献するものと考えられている。日本が国際的な競争において優位性を獲得・維持するためにも、早期の研究・開発段階から医薬品・医療機器メーカーが協業する枠組みや産学官連携の強化が重要になると考えられる。そこで本シンポジウムでは、コンビネーション製品に関する最新の知見をもとに、今後の期待などについて議論したい。

オーガナイザー挨拶:鈴木 亮(帝京大薬)

[S24-1]薬物と医療機器の融合が拓く次世代医療の可能性

○山本 栄一1 (1. 国立衛研)

[S24-2]中性子捕捉療法の適応拡大を目指した次世代ホウ素薬剤開発

○中村 浩之1 (1. 東京科学大化生研)

[S24-3]電気を利用したドラッグデリバリーシステムの開発

○小暮 健太朗1,2 (1. 徳島大院医歯薬、2. 徳島大DDS研セ)

[S24-4]超音波とマイクロバブルを利用したドラッグデリバリーシステムのコンビネーション製品としての可能性評価

○鈴木 亮1 (1. 帝京大薬)

総括:山本 栄一(国立衛研)