セッション詳細
[SS15]★産学連携を加速する未来を変えるAI創薬・AI医療
2025年3月29日(土) 15:15 〜 16:45
第4会場 (福岡国際会議場 201 [2F])
共催:日本IBM
オーガナイザー:有馬 英俊 (第一薬大薬)、工藤 道治 (日本IBM)
オーガナイザー:有馬 英俊 (第一薬大薬)、工藤 道治 (日本IBM)
AIを活用した医薬品開発の取り組みは多くの企業が目指す一方で、依然として多くの課題が存在します。本シンポジウムは大学と企業との産学連携でオーガナイズされ、AI創薬・AI医療の最前線に立つIBM、田辺三菱製薬、エーザイの著名な専門家を招き最新のAI技術が創薬と医療の分野にもたらす変革と実際の応用事例について紹介します。古関 聰 (IBM) は、機械学習を一変させた基盤モデルの考え方を創薬領域に適用した研究成果を紹介し、低分子化合物、バイオ医薬品、創薬標的分子の推定などの研究事例について解説します。齊藤隆太 (田辺三菱製薬) は、QSP技術における病態の複雑性や患者の多様性により膨大なシミュレーション計算が必要となる課題を、AI技術により計算コストの大幅な削減や知見の抽出の事例について解説します。先崎心智 (IBM) は、ガン領域、精神神経領域、難病領域などでの医療AIの開発事例と共に、創薬領域におけるターゲット探索などでAIを活用した研究事例について解説します。青島 健 (エーザイ) は、AI創薬の利活用について紹介すると共に、ウェアラブルセンサーやライフログデータを利用した非侵襲型かつ低コストの脳内アミロイドベータ蓄積予測AIモデルの研究事例について解説します。このシンポジウムを通じて日本の製薬・医療業界の更なる発展を目指すと共に、新たな産官学のコラボレーションの機会を見出す場となることを期待しています。
オーガナイザー挨拶:有馬 英俊(第一薬大薬)
[SS15-1]AI創薬を目指したIBM Biomedical Foundation Models (BMFM) のアーキテクチャ、性能、および応用
○古関 聰1 (1. 日本IBM)
[SS15-2]定量的システム薬理学モデルとAI技術を活用した臨床薬効・副作用予測
○齊藤 隆太1 (1. 田辺三菱製薬創薬基盤研)
[SS15-3]AI・テクノロジーの進化と医療・ライフサイエンスにおける応用
○先﨑 心智1 (1. 日本IBM)
[SS15-4]持続可能な医薬品開発におけるA Iやビッグデータの利活用事例及び課題
○青島 健1,2 (1. エーザイ、2. 筑波大)