講演情報
[2Fp06]磁気泳動法を用いた油滴1滴ごと乳化状態の評価
*河野 誠1、藤田 美菜1 (1. 株式会社カワノラボ)
キーワード:
乳化、分散、単一粒子分析、磁気泳動
【目的】
我々はこれまで、磁気泳動法を用いた微粒子分析を行ってきた。磁気泳動法とは、磁気力によって粒子を泳動させ、その泳動速度から粒子の体積磁化率を求める方法である。この方法を用いると、顕微鏡下での磁気泳動速度と粒子径の測定から、粒子ごとの体積磁化率を計算することができる。
【体積磁化率の加成性について】
体積磁化率は加成性があり、体積磁化率をc、体積をVとして、粒子全体は添え字p、粒子骨格の成分はB、表面吸着分子はS、溶媒分子をMとして、それぞれの積として表される。例えば、水中の油滴の場合は粒子骨格成分が油に相当し、溶媒分子が水となり、表面吸着分子が界面活性作用を持った物質となる。そこで、本研究ではオリーブオイルや粒子表面への界面活性物質の吸着挙動を評価することで、乳化状態を知ることを目的とした。
【モデルとしてシリカゲル粒子へ界面活性剤が吸着した様子を評価結果】 モデルとして、直径5µmのシリカゲル粒子をオクタデシル基で疎水処理したODS粒子に対し、アセトン中で0.1% TritonX-100を添加した前後の粒子の体積磁化率を比較した。その結果、TritonX-100を添加した場合に体積磁化率は中心が -8 x 10-6 程度となり、添加前の-10 x 10-6 程度に比べると変化した。これは、界面活性剤の影響でアセトンがより吸着しやすくなり、式1に従って溶媒のアセトンの体積磁化率(-5.77 x 10-6 ) の体積磁化率が加算されたものと考えられる。
当日はさらにオリーブオイルなどの結果について考察したい。
我々はこれまで、磁気泳動法を用いた微粒子分析を行ってきた。磁気泳動法とは、磁気力によって粒子を泳動させ、その泳動速度から粒子の体積磁化率を求める方法である。この方法を用いると、顕微鏡下での磁気泳動速度と粒子径の測定から、粒子ごとの体積磁化率を計算することができる。
【体積磁化率の加成性について】
体積磁化率は加成性があり、体積磁化率をc、体積をVとして、粒子全体は添え字p、粒子骨格の成分はB、表面吸着分子はS、溶媒分子をMとして、それぞれの積として表される。例えば、水中の油滴の場合は粒子骨格成分が油に相当し、溶媒分子が水となり、表面吸着分子が界面活性作用を持った物質となる。そこで、本研究ではオリーブオイルや粒子表面への界面活性物質の吸着挙動を評価することで、乳化状態を知ることを目的とした。
【モデルとしてシリカゲル粒子へ界面活性剤が吸着した様子を評価結果】 モデルとして、直径5µmのシリカゲル粒子をオクタデシル基で疎水処理したODS粒子に対し、アセトン中で0.1% TritonX-100を添加した前後の粒子の体積磁化率を比較した。その結果、TritonX-100を添加した場合に体積磁化率は中心が -8 x 10-6 程度となり、添加前の-10 x 10-6 程度に比べると変化した。これは、界面活性剤の影響でアセトンがより吸着しやすくなり、式1に従って溶媒のアセトンの体積磁化率(-5.77 x 10-6 ) の体積磁化率が加算されたものと考えられる。
当日はさらにオリーブオイルなどの結果について考察したい。
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