講演情報
[3Da05]マルトデキストリン添加みかん果汁から調製した噴霧乾燥粉体の特性評価
*川口 晋也1、知念 匠太1、笹倉 大督2、早内 愛子2 (1. 株式会社プリス、2. スペクトリス株式会社)
キーワード:
噴霧乾燥
【目的】噴霧乾燥法(Spray-drying:SD)は、液体原料を噴霧機構にて微粒化し表面積を増大化させながら熱風を接触させることにより、瞬間的に溶媒を除去した乾燥粉体を得る製造プロセスであり、大量生産可能、熱影響が短時間かつ低温で乾燥可能であるため、食品用途で広く使用されている。一般的に糖分を多量に含んだ果汁のSDによる粉体製造では、デキストリン等の賦形剤を添加し付着性・吸湿性を抑制しながら粉体化をおこなっている。賦形剤の添加量が少なすぎるとSD装置内の付着により製品回収率の低下や、配管内閉塞により製品製造が困難となることがあり、また添加量が多すぎると嗜好性や機能性の低下の要因となる。そのため賦形剤の添加量の最適化は果汁粉体の製品製造プロセスにおいて重要である。本研究では、賦形剤添加量の最適化を目的として、マルトデキストリン(maltodextrin:MD)添加量の異なるみかん果汁サンプル液を調製、SDにより粉体化し、粉体特性を評価した。
【方法】Brix糖度計で示されたみかん果汁糖度の0.5、1.0、1.5、2.0、2.5倍量のMD「NSD500(サンエイ糖化㈱)」を添加したみかん果汁サンプル液を調製した。みかん果汁サンプル液をスプレードライヤー「スプレーボーイ(㈱プリス)」にて入口温度150℃、原液供給速度1kg/hにて噴霧乾燥処理し粉体を得た。得られた粉体を各種粉体測定装置にて評価した。
【結果】MD添加量が少ない系ほど、SD装置内の付着が増加、回収容器内の粉体回収率が低下した。0.5倍に至っては、回収容器にて粉体が捕集できず、装置内をエアーブローすることにより粉体を回収した。粉体流動性分析装置パウダーレオメーター「FT4(Freeman technology)」によるせん断試験では、MD添加量の少ない系は付着性が高い特性が示された。その他の特性評価については、当日に詳細を議論する。
(謝辞)本研究の実施にあたり、サンエイ糖化㈱様より「NSD500」をご提供頂きました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
【方法】Brix糖度計で示されたみかん果汁糖度の0.5、1.0、1.5、2.0、2.5倍量のMD「NSD500(サンエイ糖化㈱)」を添加したみかん果汁サンプル液を調製した。みかん果汁サンプル液をスプレードライヤー「スプレーボーイ(㈱プリス)」にて入口温度150℃、原液供給速度1kg/hにて噴霧乾燥処理し粉体を得た。得られた粉体を各種粉体測定装置にて評価した。
【結果】MD添加量が少ない系ほど、SD装置内の付着が増加、回収容器内の粉体回収率が低下した。0.5倍に至っては、回収容器にて粉体が捕集できず、装置内をエアーブローすることにより粉体を回収した。粉体流動性分析装置パウダーレオメーター「FT4(Freeman technology)」によるせん断試験では、MD添加量の少ない系は付着性が高い特性が示された。その他の特性評価については、当日に詳細を議論する。
(謝辞)本研究の実施にあたり、サンエイ糖化㈱様より「NSD500」をご提供頂きました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
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