セッション詳細

[1oral701-06]T6 [トピック]中琉球の新たな地体構造単元:徳之島帯の特徴と研究課題

2025年9月14日(日) 10:00 〜 12:00
口頭第7会場(C301)
座長:磯崎 行雄(東京大学 大学院総合文化研究科 宇宙地球科学教室)、堤 之恭(国立科学博物館理学研究部)、山本 啓司(鹿児島大学大学院理工学研究科)

[T6-O-1]中琉球で新たに発見された角閃岩相変成帯(徳之島帯)の岩石構成と地質構造

*山本 啓司1、磯﨑 行雄2、堤 之恭3 (1. 鹿児島大学大学院理工学研究科、2. 東京大学大学院総合文化研究科、3. 国立科学博物館地学研究部)

[T6-O-2][招待講演]中琉球,徳之島帯の角閃岩類の変成組織と変成履歴

*宇野 正起1、山本 啓司2、磯崎 行雄3 (1. 東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻、2. 鹿児島大学 大学院理工学研究科、3. 東京大学 大学院総合文化研究科 宇宙地球科学教室)
【ハイライト講演】  徳之島では, 四万十付加体の構造上位に低圧高温型広域変成岩類が累重するが, それらの形成条件の詳細は明らかになっていない.  宇野氏は, 変成作用の解析手法について新たな視点から挑戦され, 流体反応の物理化学プロセスの実態に迫る研究を推進されている. その手法を徳之島のマフィック変成岩(角閃岩)に応用して得られた温度圧力条件などについてご講演いただく. ※ハイライト講演とは...

[T6-O-3][招待講演]角閃石の温度圧力履歴からみた丹沢変成岩のダイナミクス

*桑谷 立1、鳥海 光弘1 (1. 海洋研究開発機構)
【ハイライト講演】  桑谷氏は、変成作用の累進的脱水作用一般について研究され, 丹沢変成帯についても成果をあげておられる. 本セッションでは, 井之川岳変成複合体(徳之島帯)の変成岩類構成と類似した特徴を有する丹沢変成帯についての最新の研究成果を講演していただく. 本講演は, 徳之島帯の帰属について重要な示唆を与えるものと期待される.  ※ハイライト講演とは...

[T6-O-4]野母半島長崎変成岩類の白雲母K–Ar年代値の再検討

*青木 一勝1、小平 将大2、八木 公史3、藤原 泰誠3、岡田 郁生3 (1. 岡山理科大学 、2. 長崎市恐竜博物館、3. 蒜山地質年代学研究所)

[T6-O-5]徳之島を構成する地質体の砕屑性ジルコンU-Pb年代

*堤 之恭1、山本 啓司2、磯﨑 行雄3 (1. 国立科学博物館理学研究部、2. 鹿児島大学大学院理工学研究科、3. 東京大学大学院総合文化研究科)

[T6-O-6]中琉球, 徳之島帯の高度変成帯の起源と形成テクトニクス

*磯崎 行雄1、山本 啓司2、堤 之恭3、谷 健一郎3 (1. 東京大学 大学院総合文化研究科 宇宙地球科学教室、2. 鹿児島大学 大学院理工学研究科、3. 国立科学博物館 理学研究部地学研究グループ)