講演情報

[2Cp10]マイクロプラスチックの継続摂取が食塩嗜好性に及ぼす影響

*加藤 満帆1、森戸 優衣1、劉 笛2,3、清水 宗茂2,3 (1. 東海大・海洋・水産、2. 東海大院・総合理工学、3. 東海大・海洋研)
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キーワード:

マイクロプラスチック、食塩

【目的】
In vivoでの研究から、マイクロプラスチック(MP)の継続摂取は酸化ストレスを増加させ、炎症や脂質代謝異常等を誘発することが明らかとなっている。微小なMPを継続摂取した場合、酸化ストレスが誘発しやすい条件となるため、食塩嗜好性が高まる可能性が考えられるが、本仮説に対する報告等は認められていない。そこで本研究では、MPを摂取することにより、食塩嗜好性が高まるのかを明らかにすることとした。

【方法】
8週齢のSD系ラット雄性18匹を、AIN-93の基本食にて、10日間馴化後、低濃度食塩水群(L群)および高濃度食塩水群(H群)に分けた。2瓶選択実験のため、L群には超純水および75mM NaCl溶液、H群には超純水および300mM NaCl溶液を自由飲水させた。
すべてのラットは、AIN-93M食1kgに対して粒径50㎛のポリエチレン粒子を11.3mg添加したMP食を給餌した。飼育期間中に、体重、摂餌量および飲水量を測定した。

【結果および考察】
飼育期間を通じて、体重及び摂餌量において群間差は認められなかった。飲水量はL群では超純水が21.9±1.9mL/day/rat、75mM NaCl溶液が21.7±3.2mL/day/ratであった。H群では超純水が28.0±1.1mL/day/rat、300mM NaCl溶液が10.5±1.4mL/day/ratとなり、超純水の飲水量が食塩水より継続して有意に高値を示した。
これより、MPの摂取により食塩嗜好性は低濃度では水と同程度であるに対して、高濃度では低下することが明らかとなった。

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