講演情報

[2Mp07]北海道十勝における自然環境からのPenicillium roquefortiの分離およびそれを活用したチーズ

*高石 真樹1、渡邉 武志1、川原 美香2 (1. (株)明治、2. (公財)とかち財団・食加技セ)
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キーワード:

北海道十勝、自然環境、チーズ、ペニシリウム・ロックフォルティ、分離

【目的】北海道十勝の環境から,独自性を有しておりかつチーズ向けに優れた特性を持つ微生物の分離を目的として,ブルーチーズに適するPenicillium roquefortiの探索を行った.【方法】北海道十勝の自然環境において,落葉等の堆積物をサンプルとして採取した.サンプルから抽出した調製液を酢酸添加PDA培地で培養し,得られた培養物からPenicillium属と推測される株を分離した.遺伝子解析を行い,Penicillium roquefortiと同定された株についてはプロテアーゼ,エステラーゼ等の酵素活性を評価した.また,それらの株はチーズ試作に供し,カビ毒等の安全性を評価した上で官能評価を行った.【結果】北海道十勝の自然界から分離した菌株のうち数十株は,Penicillium roquefortiと同定された.チーズの熟成を模した試験系において酵素活性を測定した結果,市販株と同等またはそれ以上の活性を持つ分離株を見出した.これらの分離株から製造したチーズは,良好な風味やテクスチャーを有していた.今後,ブルーチーズへの実用化が期待される.

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