講演情報
[P066]つぼみから開花後の5ステージで変化する花わさびのポリフェノールと抗酸化活性
*簑島 茅来1、細川 恵2、中川 有理3、鈴木 健太3、佐藤 吉朗2、重村 泰毅1 (1. 東京家政大・栄養、2. 東京家政大院・健康栄養、3. エスビー食品(株))
キーワード:
わさび、ポリフェノール、抗酸化
【目的】わさび根茎部分の上に茎を伸ばし,葉や花芽をつけたものを花わさびと呼ぶ.根茎部位に養分を集中させるために花わさび部位を切除することもあれば,開花直前のものを食材として販売することもある.開花直前に収穫された花わさびのポリフェノールに関する先行研究はあるが,開花前後の細かいステージ別に成分変化を調べた研究例はない.そのため,各ステージでの成分や機能性などを調べることで,品質価値の高いステージを特定できる可能性がある.そこで本研究では,花わさびの付加価値添加を目的とし,花わさび開花前後5ステージのポリフェノールと抗酸化活性の変化について調べた.
【方法】山梨県産の花わさびを5つの生育ステージ(つぼみ・開花前・開花直前・開花直後・開花後)で収穫し,花・葉・茎に分けて重量を測定.純水を入れて磨砕後,遠心分離を行い,上清部分をサンプルとして回収した.このサンプルを用いて,総ポリフェノール量・総フラボノイド量,そしてそれらの中でも主要な成分をLC-MSで定量した.また,同サンプルの抗酸化活性はDPPH法を用いて評価した.
【結果】花の総ポリフェノール量(没食子酸当量µg/花わさび1g)は,他ステージよりも開花直後(2777)と開花後(4335)で有意に高い値を示した.さらに花わさびに含まれる抗酸化活性を示すポリフェノール(Luteolin-6-C-glucoside,Rutin,Ferulic Acid,Luteolin)をLC-MSで測定した.得られたポリフェノール類濃度と抗酸化活性との相関関係を調べたところ,花と葉の総ポリフェノール量と抗酸化活性には高い相関関係が見られた.さらに各ポリフェノール成分量と抗酸化活性との相関係数を調べたところ,Luteolin-6-C-glucoside(花r=0.9660,葉r=0.8881)または,Luteolin(花r=0.9587)と抗酸化活性との間にそれぞれ高い相関が見られた.
【方法】山梨県産の花わさびを5つの生育ステージ(つぼみ・開花前・開花直前・開花直後・開花後)で収穫し,花・葉・茎に分けて重量を測定.純水を入れて磨砕後,遠心分離を行い,上清部分をサンプルとして回収した.このサンプルを用いて,総ポリフェノール量・総フラボノイド量,そしてそれらの中でも主要な成分をLC-MSで定量した.また,同サンプルの抗酸化活性はDPPH法を用いて評価した.
【結果】花の総ポリフェノール量(没食子酸当量µg/花わさび1g)は,他ステージよりも開花直後(2777)と開花後(4335)で有意に高い値を示した.さらに花わさびに含まれる抗酸化活性を示すポリフェノール(Luteolin-6-C-glucoside,Rutin,Ferulic Acid,Luteolin)をLC-MSで測定した.得られたポリフェノール類濃度と抗酸化活性との相関関係を調べたところ,花と葉の総ポリフェノール量と抗酸化活性には高い相関関係が見られた.さらに各ポリフェノール成分量と抗酸化活性との相関係数を調べたところ,Luteolin-6-C-glucoside(花r=0.9660,葉r=0.8881)または,Luteolin(花r=0.9587)と抗酸化活性との間にそれぞれ高い相関が見られた.
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