セッション詳細
[3oral401-10]T3 [トピック]文化地質学
2024年9月10日(火) 8:45 〜 12:00
口頭第4会場(基盤教育1号館131)
座長:猪股 雅美(香川大学)、大友 幸子(山形大学)
[T3-O-14]紀伊半島の漁村集落の地形・地質規制
*藤岡 換太郎1、小野 映介2、加納 靖之3、松田 法子4 (1. 静岡大学、2. 駒澤大学、3. 東京大学、4. 京都府立大学)
[T3-O-15]南部フォッサマグナ地域の日本酒仕込み水の水質と文化地質学
*久田 健一郎1、藪崎 志穂2、唐田 幸彦3 (1. 文教大学、2. 総合地球環境学研究所、3. 株式会社ダンク)
【ハイライト講演】久田氏は,これまでに北海道を除く日本列島の日本酒仕込水の水質と地質との関係,さらには仕込水の性質が清酒醸造に与える影響について調査をおこなっている.今回は南部フォッサマグナの中心地である山梨県での調査結果を発表する.また,調査地域の名産として名高い山梨ワインについても考察をおこなう.(ハイライト講演とは...)
[T3-O-17]ハンドヘルド蛍光X線分析(XRF)による国産斑レイ岩石材の非破壊同定の可能性
*西本 昌司1、乾 睦子2、中澤 努3、平賀 あまな4、山下 浩之5 (1. 愛知大学、2. 国士舘大学、3. 産総研地質調査総合センター、4. 東京工業大学、5. 神奈川県立生命の星地球博物館)
[T3-O-18][招待講演]奥羽山脈に分布する凝灰岩の文化地質的視点、特に景観について
*田宮 良一1 (1. なし)
【ハイライト講演】東北日本弧が隆起ステージに転じた後期中新世に,カルデラを伴う珪長質活動が起こっていた.その火砕流堆積物(凝灰岩)は岩質的には共通しながら,分布地ごとの地史と環境を反映し個性ある景観を創造し,地域の観光拠点となっている.青森県の仏ヶ浦から,福島県の塔のへつりまで景観を主とした分布地の特徴が紹介される.(ハイライト講演とは...)
[T3-O-20]「景観」評価のための新しいアプローチ ― 世界文化遺産登録を目指す「阿蘇」での試み ―
*早坂 竜児1、門田 寛1、新開 美穂1、熊本県 文化企画・世界遺産推進課 (1. 株式会社パスコ)
[T3-O-21][招待講演]立石寺の石造文化財
*荒木 志伸1 (1. 山形大学)
【ハイライト講演】荒木氏の専門は考古学であり,立石寺,松島,出羽三山などの霊場で石像文化財の調査・研究を行っている.石像文化財を地質学的に見るときには岩石やその産地に注目することが多い.地質学者とは異なった,考古学者の視点から石造文化財をどのように研究しているのかについて,特に山形市北東部に位置する立石寺を中心に講演していただく.(ハイライト講演とは...)